韓国で12日から開催を予定していた日本の人気漫画「ワンピース」の特別企画展が、展示会場側の判断により突然中止となった。主催者やファンは反発しており、同国で波紋を広げている。
複数の韓国メディアによると、企画展を開催する予定だった戦争記念館は10日、公式ホームページで「(ワンピースの)展示内容には存在しないが、原作の中の一部に旭日旗とみられるイメージが何度か登場しているのを確認した」とし、「日帝強占期(日本統治時代)など対外抗戦の歴史を教訓として伝える戦争記念館で、『ワンピース企画展』を強行することは不必要な騒動を引き起こすため、やむを得ず貸館を取り消すことにした」と発表した。
また特別企画展中止の発表前には、戦争記念館のホームページやネット上に「原作に日本の旭日旗が登場するワンピースを戦争記念館で開催するのは問題だ」などと、開催中止を求める意見が相次ぎ書き込まれていた。
このような動きを受け、戦争記念館側は9日に展示を企画した韓国の株式会社WAYSBEに貸館の取り消しを一方的に伝えた。
WAYSBEの関係者は「展示のために1年間準備し、3月に貸館され、貸館料も支払った」と説明。「2日前に貸館を取り消されたら、どうやってほかの展示場を用意したらいいんだ」、「展示を準備するために18億ウォン(約1億8000万円)の企画費、舞台など商品開発に8億ウォン(約8000万円)がかかっている。これはだれが補償するんだ」と怒りをあらわにした。
また関係者は、旭日旗が韓国で問題になっていることは「事実」とした上で、同作品では主人公と対立する海賊の衣装や帽子に登場していると指摘。「むしろ反帝国主義的だ。戦犯旗のイメージが登場するからと単純に貸館を取り消すのは理解できない」と主張した。タオバオ代行
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